友達のホームパーティーでワインの持ち寄り
「今度、友達のホームパーティーにワインを持っていくことになったんだけど、どんなワインを選んだらいいのかよくわからなくて」
最近、こういった相談を受けることが増えてきました。確かに、ホームパーティーにワインは定番のお酒というイメージがありますが、持って行くワイン選びには、悩む人も多いと思います。せっかくなら、その場に参加している皆に喜ばれて、持ってきた人のセンスを褒めてもらえるようなワインを選びたいものですよね。
今回は、友達のホームパーティーに持参するワインを選ぶ時のポイントや注意点を、わかりやすくお伝えしたいと思います。
持ち寄る前に事前に相手のワインの好みを調べておく
持ち寄りでのホームパーティーに参加する時は、事前に主催者の人にワインの好みを聞いておいて、好みから大きく外れないように気をつけて選ぶことが失敗しないポイントです。
- 赤ワイン
- 白ワイン
- ロゼワイン
- スパークリングワイン
どの種類のワインが好きなのか
産地やブドウ品種にこだわりはあるか
味わいは辛口or甘口か
軽めor重め
など、ワインそのものの好みを聞いておけば、好みと真逆のものを選んでしまうリスクを減らせます。
また、ワインの好みだけでなく、食べ物の好みや出される予定の料理を聞いておくのも良いですね。それらの事前情報があれば、自分がワインに詳しくなくても、お店でワインを選ぶ時の参考になります。
ワインの好みや料理との組み合わせだけでは選びづらいという時には、ぜひラベルがおしゃれなワインを選びましょう。ホームパーティーなどの席では、やはり見た目の印象も大切です。
華やかで個性的なもの、スタイリッシュなもの、可愛らしい動物の絵柄など、パッと見た瞬間に皆の目が思わず釘付けになるようなラベルのワインを、ジャケ買いする感覚で買うのもアリですよ。おしゃれなワインはSNS映えもしますし、場が盛り上がります。とにかく、飲む前から受けが良いのでおすすめです。
コンビニやスーパーで買えるワインは避けよう
友達どうしで集まるカジュアルなホームパーティーの席では、あまり高価なワインを持って行くのは場違いですが、かといってコンビニやスーパーで簡単に買える、定価が1000円前後のワインを持って行くのは避けましょう。「どこでも買える安物をわざわざ持ってくるなんて、センスを疑う」なんて思われたらショックですからね。
別に見栄を張る必要はありませんし、特に決まりがあるわけでもないのですが、目安としては3000円くらいのワインを選ぶことをおすすめします。
普段、自分が家飲み用に買うワインよりもワンランク上のものを持参することで、「良いものを持ってきてくれた」と思ってもらえるはずです。赤と白を1本ずつなど、2本持って行く場合は、1本あたり2000円くらいでも良いでしょう。
たとえば、
- 春のお花見シーズンなら綺麗なピンク色のロゼワイン
- 夏には爽快な飲み心地のスパークリングワインや軽めの白ワイン
- 秋ならどっしりとした重めの赤ワイン
- 冬なら温めて飲むグリューワイン
など、季節感のあるワインを選ぶのは、オーソドックスな選び方です。健康志向の強い人には、自然派ワインの中から選ぶのも良いかもしれません。
また、ワイン漫画「神の雫」で紹介されたワインや、著名人がプロデュースしたワインなど話題性のあるワインも喜ばれやすいですよ。
他には、近年注目度の上がっている日本ワインもおすすめです。自分や相手の出身地で生産されているワインと、地元の名物をお取り寄せして持って行くのも素敵だと思います。ご当地トークで盛り上がれそうです。
まとめ
ホームパーティーに持って行くワインは、当日どこかで調達しようと思わず、事前に買っておきましょう。
そして、温度変化や振動をできるだけ抑えるためにも、あちこち寄り道をせず、時間に遅れそうになっても慌てて走らず、時間と心に余裕をもってワインを持って行くことをおすすめします。
あなたの選んだワインが皆に喜ばれ、ホームパーティーが盛り上がり、楽しい時間が過ごせますように!
知っておきたいワインのマナーについてはこちらでも解説しています。