【還暦お祝いに】60代にプレゼントするワインの選び方と渡し方

60代にプレゼントするワインの相場と選び方


「還暦」とは、「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせが60年で一周することで、生まれた時の干支に戻るという意味があります。

自分の生まれた時の干支に戻る=赤ちゃんに還るという考え方から「還暦」と呼ばれます。新たな人生が始まる節目のタイミングとして、お祝いを行う風習があるのは有名ですね。

昔は「赤いちゃんちゃんこ」が還暦祝いの定番でしたが、近年では60代でも若々しい人が多く、贈り物の選び方も変わってきています。

とはいえ、やはり還暦には「赤」がテーマカラーとなります。なので、還暦のお祝いにワインをプレゼントする場合は、ぜひ赤ワインを選んでください。

相場は、5000円~10000円が目安ですね。シニアと呼ぶにはまだまだ若いかもしれませんが、長寿のお祝いのひとつであり、人生の大きな節目なので、ここは奮発しておきましょう。

相手の方の好みにもよりますが、特にこだわりがないようなら、どっしりとした重厚感のあるフルボディの赤ワインを選ぶことをおすすめします。これまでの人生の年輪や風格を感じるようなワインは、還暦のお祝いにピッタリです。

もし、相手の誕生日が、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日より少し後だった場合、赤ちゃんに還るという意味では、フレッシュな新酒も悪くはないと思うのですが、僕が自分の親の還暦に贈るなら、渋くて重めのワインを選びますね。

例えば、イタリアを代表する高級赤ワインで、赤ワインの王とも呼ばれるバローロや、同じく赤ワインの女王と呼ばれるバルバレスコなどは、還暦のお祝いに最適だと思います。

60代にプレゼントするワインの渡し方


還暦のお祝いを贈る相手が、身内なのか身内でない人かによって多少変わって来る部分もあるかもしれませんが、ワインギフトを単に手渡すだけではなく、いつ・どこで・どんな風に渡すかには、こだわりたいですね。

家族や親戚で集まって、還暦のお祝いとして食事会を催すという場合なら、ボトルやラベルに似顔絵や名前を入れたワインを贈ると、受け取ったご本人だけでなくお祝いの席全体が盛り上がります。

その場で感謝とお祝いの手紙を朗読するのもいいですね。

ただ、あまり年齢を強調してお年寄り扱いしすぎると、主役が機嫌を損ねてしまわれるかもしれないので、その点は気をつけましょう。

また、離れて暮らしている親に発送する場合なら、手紙や60年前の新聞を同封するなど、後から何度も見返すことができるアイテムを添えるとさらに喜ばれますよ。

恩師や上司などお世話になった方へのお祝いの場合、表彰状をイメージしたメッセージを添えて渡すのも素敵ですね。

ラッピングは、しっかりとした化粧箱や木箱など高級感と特別感のある包装を意識して、リボンも赤系の色でまとめるのが最適だと思います。

まとめ

人生100年時代とも言われる長寿社会では、60歳はまだまだ若いほうなのかもしれません。それでも、やはり還暦は人生の大きな節目であり、長寿のお祝いです。還暦のお祝いならではの、とっておきの赤ワインを選ぶ参考にしてみてくださいね。

ワインを買う時「ワイン通販」か「近くのお店」のどちらが便利かはこちらで解説しています。

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