生まれ年のワインをプレゼントする前に知っておきたいこと

生まれ年ワインはプレゼントとして優秀


記念日のお祝いやプレゼントに、ワインを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

ワインはお洒落なギフトとして人気がありますが、贈る相手の方の生まれ年のワインだったらサプライズにもなりますし、ロマンチックで素敵ですよね。

生まれ年ワインは、普段ワインを飲む習慣がある人はもちろん、ワイン好きでない人であっても特別感のあるプレゼントとして、たいへん喜ばれます。
飲み終わってからも、ボトルを記念に取っておくという方も多いようですよ。

美味しい生まれ年ワインを選ぼう


プレゼントとしてとても価値と人気がある、生まれ年のヴィンテージワインですが、ワインに詳しくない素人が選ぶのは、ハッキリ言って難しいです。

時々、年数が経っているワインほど美味しいと思い込んでいる人がいますが、実はこれは大きな誤解なんです。

そもそも、ワインにはもともと長期熟成に向くワインと向かないワインがあります。熟成することで味わいに深みが出て素晴らしくなっていくワインと、逆に劣化して朽ち果てていくワインに分かれるのです。

例えば、赤ワインの場合だと、フランスのボルドー地方や南西地方をはじめ、カリフォルニア、オーストラリアなど世界各地で栽培されていて、最高級品種として絶大な人気を誇るカベルネ・ソーヴィニヨンは、長期熟成に向いているブドウ品種として定評があります。
深みのある濃い色合いと独特の香り、辛口でしっかりとしたタンニンと豊かな酸があり、長期熟成型ワインです。

また、イタリアのトスカーナ地方を中心に栽培されているサンジョヴェーゼ も、長期熟成向きのポテンシャルを持ったブドウ品種として知られています。
熟した果実味と複雑な香り、繊細なタンニンと鉄分を感じるのが特徴で、高品質なワインへと仕上がります。

白ワインの場合は、フランスのロワール地方や南アフリカなどを中心に栽培されているシュナン・ブランは、長期熟成タイプによく使われます。ハチミツや花梨を思わせる華やかな芳香と果実味、強い酸とミネラルのニュアンスを感じるのが特徴です。

しっかりと凝縮された果実味がある品種から造られ、醸造過程においても熟成中にも確かな知識や技術が求められます。さらに、保管コストもかかりますので、どうしても高額になってしまいます。年代にもよるので一概には言えませんが、最低でも2~3万円の予算は見ておきたいところですね。

もし将来、子どもが成人した時に生まれ年のワインをプレゼントしたいと考えている人がいたら、いわゆる「当たり年」と呼ばれるブドウの出来が良い年に生産されたワインを、まだ年数が浅いうちに買っておくのも良いかもしれませんね。

大切にワインセラーで保管しておくことで、飲み頃になるまで熟成されたヴィンテージワインを買うよりも、かなり割安で買えるはずです。

また、たとえ生まれ年ワインであっても、素人がワインセラー以外の場所で、ただ放置していたような保管状態だった古いワインをプレゼントするのはやめておきましょう。美味しくないだけでなく、最悪の場合いたんでいることもあり得ます。

生まれ年のヴィンテージワインをプレゼントする時には、詳しい人に相談して確かな品質のものを選んでもらうことをおすすめします。

ワインボトルの装飾にもこだわろう


生まれ年ワインは、飲み終えた後、記念にボトルを残して飾りたいと思う人がとても多いです。

せっかくのプレゼントなので、ワインの品質だけでなく、ぜひワインボトルの装飾にもこだわってみてはいかがでしょうか。

例えば名前やメッセージ、日付、似顔絵を彫刻してもらえるサービスや、スワロフスキーのラインストーンを使った華やかなデコパージュなど、世界に一つだけのプレゼントができますよ。

リボンなどで丁寧にギフトラッピングをしてもらい、スペシャルな贈り物であることを演出すると良いでしょう。

まとめ

生まれ年のワインを探すには、通販ショップが便利です。プレゼントしたい日に余裕をもって注文することで、彫刻などの装飾サービスにも、とことんこだわって準備することができます。

決して安い買い物ではありませんが、一生忘れられない素敵な思い出になる、オンリーワンのギフトを選んでみませんか?

ワイン好きな人の性格についてはこちらで分析しているので参考になるかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする