未成年が親のためにお酒を買うならこれ!買う時の注意点も紹介

未成年がお酒をプレゼントで買う時


母の日や父の日、親の誕生日や結婚記念日などに、お酒をプレゼントして喜ばせたいなと思ったことはありませんか? でも、残念ながら未成年はお酒を買うことができません。未成年にお酒を販売することは、原則として法律で禁じられています。

もし未成年にお酒を販売すると、お店は販売免許を取り消されてしまうため、そんなリスクを負ってまで売ってくれることはありません。お店の人にも生活がありますからね。

そこで今回は、未成年だけれど親にお酒をプレゼントしたいと思っている子どもたちが、どうすれば親を喜ばせることができるかを解説していきます。

通販でも未成年だとお酒を買えないことが多い


コンビニやスーパーでお酒を買う時には、年齢確認が必要です。

どこからどう見ても20歳以上にしか見えない大人であっても、コンビニでは画面に表示されるボタンをタッチして、年齢確認をしています。場合によっては、身分証明書の提示を求められることもあります。

通販の場合は、身分証明書の提示や画面タッチはできないので、代わりにインターネットのサイト上で生年月日を入力することで、成人かどうかを確認するところがほとんどですね。
そのため、買えないことが多いでしょう。

そもそも、未成年者の飲酒については、未成年者飲酒禁止法という1922年に制定された法律で禁止されています。親など保護者である大人は、未成年が飲酒することを知りながら販売してはいけないということが書かれていて、そのために年齢確認などを厳しく行うようになっているのです。

親のために買うことが明らかであれば、販売できなくはありませんが、親のためにお酒を買うのか、自分が飲むために買うのかを店側が正確に判断するのは困難ですよね。

親に頼まれた、あるいは親へのプレゼントだと言い張って、自分が飲むために買おうとしている子どもにうっかり売ってしまうと、大きな社会的責任を問われることになります。そうしたリスクを避けるためにも、未成年にはいっさい販売しないというスタンスの店が大半です。

このあたりは、ショップ側の対応次第という部分になってきます。

親の片方に同行してもらって買う方法も


未成年がお酒を買うのは難しいですが、母の日のプレゼントなら父親に、父の日のプレゼント母親に、あるいは成人している兄や姉、祖父母、近所の大人などに協力してもらって、一緒に買いに行くという方法が、最も現実的でスムーズです。

選び方のアドバイスをしてもらえたり、予算に上乗せしてもらえたりすることもあるかもしれません。

もし、身近にそういった協力をしてもらえる大人が見つからない、いるけれど忙しくて無理だという場合は、手紙やカードで「お酒を一緒に買いに行く券」をプレゼントするという方法も、子どもらしくて良いと思います。
小さい頃に「肩たたき券」「お手伝いチケット」をプレゼントした経験がある人なら、イメージしやすいのではないでしょうか。

後日、お父さんやお母さんと一緒に買い物に行って、好きなお酒を選んでもらうのも素敵な贈り物になりますよ。
日本酒、ビール、ワイン、梅酒など、親の好みのお酒がわかっていれば具体的に書いても良いですし、わからなければ予算だけを決めて「〇〇円までの好きなお酒」としてもOK。

僕なら、もし子どもからそんなプレゼントをもらったら、感激すること間違いなしです。

他には、グラスやジョッキ、お猪口、栓抜きやワインオープナーといったお酒を飲むために必要なグッズを買ったり、お酒に合わせるおつまみをプレゼントするのもおすすめです。
これなら未成年でも問題なく買うことができます。

柿ピーやスルメ、缶詰、ドライフルーツ、チーズなど、コンビニやスーパーで子どもでも買えるおつまみはいろいろあります。

未成年はお酒は飲めませんが、おつまみだけなら親と一緒に味わえるので、自分が食べてみたいおつまみをプレゼントに選ぶのもアリですね。

まとめ

親にお酒をプレゼントして喜ばせたいという子どもにとって、実際に子ども単独で買うことはなかなか難しいこと、どうすれば買えるかがわかってもらえたでしょうか。

贈られる親の立場としては、子どものその気持ちだけでも嬉しいものです。心のこもった素敵な贈り物で、お母さん、お父さんが喜んでくれることを願っています。

ワインについての基礎知識はこちらで紹介しているので、ワインのプレゼントを選ぶ際の参考になるかもしれません。

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